環境
以下の環境で行いました。
・box-url: https://app.vagrantup.com/debian/boxes/jessie64
Ruby with rbenv
①apt-getをアップデートする
$ sudo apt-get update
②rbenvに必要なものをインストール
$ sudo apt-get install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline6-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm3 libgdbm-dev
③gitもインストール
debian8では、rbenvをgitからcloneします。
$ sudo apt-get install git
※git-coreはいりません パッケージ: git-core (1:2.15.0~rc0-1)
'git-core' パッケージは 'git' に 改名され、新しいパッケージは自動的にインストールされます。この git-core パッケージは現在は廃止予定で、他のパッケージがこれに依存していなければ システムから安全に削除できます。
④rbenvをクローン
$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
⑤rbenvにPATHを通す
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc $ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
⑥設定の読み込み
$ source ~/.bashrc $ rbenv -v
⑦ruby-buildをクローンする
rbenvにinstallコマンドを使えるようにするには、ruby-build
が必要です。
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
⑧Rubyをインストールする
rbenv install -l
でインストールできるRubyのバージョンが表示されます。 今回は、バージョンを2.4.2で指定します。
$ rbenv install 2.4.2
ruby 2.4.2の新しい機能はこちらを参照させていただいてワクワクしましょう。 サンプルコードでわかる!Ruby 2.4の新機能と変更点
⑨rbenvを更新する
rbenvを更新します。
$ rbenv rehash
使用するrubyのバージョンをインストールした2.4.2にします。
$ rbenv global 2.4.2 $ ruby -v
例えば、rubyのバージョンを変更したい場合も簡単に行うことができます。
(ⅰ)rbenv install 2.3.0
(ⅱ)rbenv rehash
(ⅲ)rbenv global 2.3.0
Rails with Gem
①bundlerをインストールする
--no-document をつけないとRDocドキュメントというものが生成されてしまって遅いらしいです。以下のように書き込んでおいて、毎回、--no-document
をするのを避ける作戦。
$ echo "gem: --no-document" > ~/.gemrc
bundlerをインストールする
$ gem install bundler
②Railsをインストールする
最新版を入れたければ以下のようにします。
$ gem install rails
バージョンを指定したければ以下のようにします
$ gem install rails -v 4.2.7
③rbenvの更新
$ rbenv rehash $ rails -v
Railsのバージョンの切り替え
$ rails -v $ gem uninstall rails $ gem uninstall railties -v '4.2.1' $ rails -v $ gem install rails -v '4.2.0' --no-rdoc --no-ri $ rails -v
rubyとrailsは関係性が強いので、rubyのバージョンも切り替えたい場合は、railsを消す=>rubyのバージョンを切り替える=>railsを新規に作成する、の順番で行います。
MySQL
①MySQLをインストールする
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install mysql-server $ mysql --version
MySQL5.5.57が入ります(2017/10月時点)。
より新しいものをインストールしたい場合は、こちらを参照させてもらいます。 (個人的には最新版をおすすめ)
Debian 8 に MySQL 5.7.11をインストール
Mysql特有の操作はこちらを参照 MySQLコマンドまとめ
Vimのインストール
①普通にインストール
$ sudo apt-get install vim
②エイリアス
/etc/profile
alias vi='vim'
③設定読み込み
source /etc/profile
Boxとして保存する方法
再利用するためにboxを保存しましょう。 ローカル環境に戻って作業します。
①パッケージ化
$ vagrant package
package.boxが作成されます。
②Virtual Boxに登録
$ vagrant box add box_name package.box $ vagrant box list
これで完了。
※再利用する場合
$ vagrant init box_name(さっき保存したboxの名前) $ vagrant up
※ちなみにboxはここに保存されています。
$ ls /home/user_name/.vagrant.d/boxes/